目安箱

昨日無事、議会本会議にて一般質問を行いました。

2019.06.25 Tue
  • お知らせ

口元には熱の華…、
そして前髪には一本の白髪…(笑)。

 

体調不良の中、少しふらっとしながらも準備を重ね、何とか乗り越え、昨日無事、議会本会議にて一般質問を行いました。

 

苦労した痕跡が外見に見事に現れました…(笑)。

 

ぜひその痕跡(外見の方ではなく、質問の中身の方 笑)をご覧くださいませ。

 

今回の私の質問の主旨と、市長・教育長のご答弁を、要約、一部抜粋にてお伝えします。

 

質問に対する行政側との全ての詳細なやり取りは、また後日、録画映像や議事録が公開されますので、そちらもご覧いただけると大変嬉しいです。

 

今回の質問項目は、私のホームページ上での市民の方々からの、市政へのご意見やご要望をお聞かせいただくシステムである、「福山目安箱」に寄せられた、市民の方々からの生の声も参考にさせていただき、質問を構成しました。

 

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1、歩きたばこに対する防止施策について

 

特に中心市街地では、たばこのポイ捨てが多い実情があり、そのことは街の景観を損なうだけでなく、ポイ捨てをされている量だけ、歩きたばこをしている人が多いことの表れであり、受動喫煙防止への観点からも、たばこの火種による火傷等の事故への防止への観点からも、歩きたばこの禁止が必要だと感じます。
大人が吸う歩きたばこの火種は、ちょうど子どもの顔の位置、特に目の付近にあり、何か事故があってからでは遅く、早期対応を求め問い質しました。

 

この案件は、福山目安箱でも「早期実現」を求める多くの市民の方々からのご意見をいただいていました。

 

決して誤解をしていただきたくないのが、「タバコを禁煙してほしい」と提言したいわけではなく、子どもたちの安心安全な居場所作りのために、特に中心市街地などの人通りの多いところでは「移動しながらたばこを吸わないでほしい」のと、これはどんな場所であっても「吸い終わった後のたばこの吸い殻を、街へ捨てないでほしい」と提言をしたく、質問しました。

 

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それに対して市長から
「今年度中の条例改正に向けて取り組んでいく。」
という大変力強いご答弁を議会本会議という場でいただけ、子どもたちにとって安心安全なまちづくりの実現に向けて、大変有り難いご答弁だと感じています。

 

早期の実現に向けて引き続き取り組んでいきます。

 

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2、公共施設へのフリーWi-Fi導入について

 

本市は多くの公共施設を抱えていますが、現状フリーWi-Fiを導入していない施設が多いのが現状です。
災害時におけるライフライン確保の観点からも、教育環境の充実等の市民満足度の向上への観点からも、公共施設へのフリーWi-Fi導入を進めるべきであり、実際、市役所本庁舎や、会議や催し物の会場となることの多いリム・ふくやま、ローズコムや各市民センターなど、導入への要望の声を多く聞いています。
そういった施設へ早期に導入を進めていただきたいと考え、問い質しました。

 

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それに対して市長から
「Wi-Fiは、観光推進にとって重要なインフラとなっているだけでなく、災害時の情報伝達・情報収集においても有効な手段の1つであると考えている。今後、フリーWi-Fiの導入・拡大に向け、検討していく。」
という前向きなご答弁をいただきました。

 

その市長のご答弁を受け、
災害はいつ起きるか予測できないことであることを踏まえつつ、また学習環境の充実のためにも、ぜひ早期に導入していただるよう更なる要望をしました。

 

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3、電動キックボードの導入による観光施策・交通機能の強化策について

 

現在、千代田町の芦田川河川敷で「かわまちづくり」の整備工事が進んでいます。
その河川敷において、電動キックボード等のライドシェアの実施ができれば、効果的な観光施策となると考えています。
またこういった電動モビリティの活用や導入は、公共交通機関の駅や停留所から自宅や目的地までのちょっとした距離、いわゆる「ラストワンマイル」への課題解決に対しても、その効果が期待されています。
実際に、電動キックボードが導入されている国へ訪問した際に、私自身利用してみて、体験の中でそう感じました。
そういった観点からも、本市においての活用や導入を検討していただきたく、問い質しました。

 

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それに対して市長から
「電動キックボードは、街中や観光地での手軽な移動手段のみならず、新たな交通インフラとしての可能性も期待できる。今後、実証実験の実施に向けて支援していく。」
と前向きなご答弁をいただきました。

 

今後、まずは実証実験に向けて動き出しそうでワクワクしております。

 

その市長のご答弁を受け、
全国初となる導入の実現を行い、全国に向けて情報発信し、本市の知名度向上への施策としていただきたいことを要望しました。

 

また実際の導入にあたっては、国交省との連携を積極的に行い芦田川河川敷での導入と、福山駅から中央公園までのルートの特区申請を行い、地元商店とのタイアップや、現在中央公園で本市が行っているPark-PFI手法による施策の強化策としても機能させていただきたい旨の要望を行いました。

 

それから同時に、導入における安全対策に対する提言も行いました。

 

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4、ひきこもり支援について

 

内閣府が平成27年度に実施した調査において15歳~39歳の「若年ひきこもり」は、54万1000人と、また今年同じく内閣府は、40歳~64歳のひきこもり状態の人が、全国に61万3000人いるとそれぞれ推計を公表しました。
本市においても、現在ひきこもり状態にあり、悩んだり苦しんだりしている当事者の方々や、またその当事者の方々を支えておられる保護者の方々が多くいます。
本市として今後更に支援体制を強化してもらうべく、問い質しました。

 

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それに対して市長から
「本市のひきこもり状態にある方は、概ね4,000人程度と見込まれる。ワンストップで、一元的に相談を受ける窓口がないことが課題であり、早急に設置に向けて検討する。今後より一層、関係機関で情報共有し、連携強化を図っていく。」
と大変力強いご答弁をいただきました。

 

ひきこもりへの支援が、更に強化されていきそうで、大変有り難く感じています。

 

その市長のご答弁を受け、
早期のワンストップでの一元的な窓口設置を要望し、
更に、
「当事者や家族を孤立させない、自助グループや家族会などのグループ支援体制の強化」
「民間の支援団体の把握と更なる連携強化や、支援団体へのバックアップ体制の構築」
「市作成の『子ども若者相談支援機関ガイド』の内容の充実と、ホームページやSNS等も駆使した情報発信戦略の構築」
「ひきこもりに対する企業の理解促進のための行政による支援体制の構築」
をそれぞれ要望しました。

 

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5、子どもへの情報モラル教育について

 

今や年々スマホの利用率は上がり、また低年齢化してきています。
今後スマホは、子どもたちにとって避けては通れないツールになってきており、携帯電話やスマホ、SNS等が関係したトラブルは年々増加しているのではと危惧しています。
子どもたちへの情報モラル教育を更に充実したものにしてもらうべく、問い質しました。

 

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それに対して教育長から
「情報化社会を生きる児童生徒には、情報モラルの必要性や情報に対する責任、望ましい情報化社会の創造に参画しようとする態度を、発達段階に応じて身に付けさせていくことが必要である。」
とご答弁をいただきました。

 

その教育長のご答弁を受け、
情報モラル教育がいかに喫緊の課題であり、重要であり、緊張感を持って取り組まないといけないものであるかを提言しました。

 

先日の新聞報道によると、大麻や覚醒剤、危険ドラッグの使用に関して、「構わない」と答えた中学生がどんどん増加しているそうです。
専門家の指摘によると、インターネットの影響がかなり大きいという分析です。

 

またスマホやSNS等が絡んだ、子どもたちに関するトラブルも年々増加してきており、特にいじめに関しては、スマホやSNS等が普及する前と比べて、いじめの状況がかなり変化してきており、いじめの被害者は、24時間逃げ場がなく、また大人も気付きにくい、そんな環境に身を置かれています。

 

子どもたちが、何か大きな事件・事案に巻き込まれる前に対策を組んでいく必要があり、教育現場での情報モラル教育に関する、対児童生徒、対保護者、対教職員への更なる研修体制の充実を要望しました。

 

また現在は、わずか2歳の段階で、46.6%の子どもたちがインターネットを利用しており、今後は、保育園や幼稚園でも情報モラル教育が必要不可欠であり、未就学の子どもたちや保護者の方への研修、学びの場の必要性を提言しました。

 

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以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
これからも引き続き様々な取り組みを進めてまいります。

 

皆様からのご意見・ご感想をお待ち申し上げております。