先日、NPO法人福山みずほ断酒会 45周年記念大会に来賓としてお招きをいただき、御挨拶をさせていただきました。

2024.07.23 Tue

お知らせ

アルコール依存症を克服された当事者の方々、またその方々をずっと支えてこられたご家族など、多くの方々が一堂に会しました。

私は普段仕事柄、不登校の子どもたちやそのご家族の方々と接する機会がとても多い中で、不登校と依存症は違うものではあるものの、当事者の子どもたちやそのご家族の苦しみや不安、葛藤など、多くの場面に触れてきた立場としては、当事者の方々はもちろんのこと、その方々を支えてこられたご家族双方の、これまでのご苦労と、立ち向かってこられた勇気に、心からの敬意をお伝えさせていただきたい気持ちで一杯でした。

依存症の克服には、いわゆる『魔法の杖』はないと思っています。
でも、福山みずほ断酒会のような、当事者の方々やご家族が、自分の苦しみや不安、葛藤をみんなにさらけ出せ、みんなに受け取ってもらえる場所があったことで、「自分一人じゃないんだ！」と思え、依存症に立ち向かっていける沢山の勇気や力を、その方々に長年に渡り与え続けて来られたと思っています。

今後ますます福山みずほ断酒会が、発展してくださることを心から願っています。