全国学力状況調査で、常に全国トップクラスを誇る秋田県。 その教育に対する在り方を学びに、会派で秋田市に視察にやってまいりました。
2018.04.26 Thu
- お知らせ
全国学力状況調査で、常に全国トップクラスを誇る秋田県。
その教育に対する在り方を学びに、会派で秋田市に視察にやってまいりました。
秋田市の教育委員会から多くのことを学びながらとても心に残ったこと、それは、「我々は『知』よりも、まず『徳』なんです!」という担当者からの言葉でした。
「『【知】・・知性、学力』よりも『【徳】・・道徳、品性、社会性』をまずは大切にし、子ども達の心の土台を育むことを何よりも大切にしていて、それを学校現場でも、各家庭でも大切にしてもらっている。そのために、学校と各家庭、学校と教育委員会との連携力の強化に重点を置き、そのことが結果として学力の向上に繋がっている。」とのことでした。
データにもそれはきちんと表れていて、全国学力状況調査と共に子ども達にアンケート調査される、「自分には良いところがあると思うか?」「人が困っているとき進んで助けるか?」「人の役に立つ人間になりたいか?」「地域や社会で起きている出来事へ関心があるか?」「地域や社会を良くするために何をすべきかを考えているか?」といった、心の機微に関するアンケート結果においても、どれも全国平均の数値を上回り、中にはかなり大きく数値を上回った結果が出ています。
子ども達の心の土台を育む教育、子ども達の自己肯定感や自尊感情を育む教育は、私が目指している教育観と一致し、秋田市の取り組みに大変共感し、大きな学びとなりました。
福山市における目指すべき教育の在り方や方向性を再確認でき、今後も引き続き根拠ある提言ができるよう、しっかりと取り組んでまいります。
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