今日9月20日は父の命日。
- お知らせ
病気のために亡くなって丸10年、父の跡を突然継ぎ2代目理事長になって丸10年です。
父は元々は公立中学校の体育教師で、その頃から家にはほとんど帰ってこず、当時福山は多くの暴走族グループもある荒れた街のため、昼夜を問わず、非行少年や少女たちの指導に、文字通り体を張って、自分の命も顧ず明け暮れていました。
その後、父は34歳の時、公立教諭を突然退職し、裸一貫で自分の教育観を貫く決断をします。
そこから10年かけて、当時不可能と言われた学校法人を新規取得し、私立高校を設立した、私にとっては雲の上の存在で、太陽みたいな人でした。
そんな父に代わって理事長に就任し、毎日毎日プレッシャーとの戦いでした。
私には父の様なカリスマ性はありません。
私は根はとってもネガティブな性格で、継いでしばらくは、父のようにはなれない自分への憤りや歯痒さ、周囲は父のような理事長を求めているのではないか?という勝手な思い込みや妄想に随分と苦しみました。
それでも、多くの仲間たちに支えてきてもらったお陰で何とか今の自分がいます。
支えてきてもらった多くの仲間たちのお陰で、カリスマ性で引っ張ってきた父の感性や想い、考え方や感じ方の中で、時代を重ねても変えてはいけない不変のことに「言葉」を与えることが、2代目として大きな役割であると感じることができました。
そして、父が作り上げた環境で働く人々が、もっともっと働きやすい環境整備を行うことも大切な役割であり、その基礎基盤を大切にしながら、新しいことに常に挑戦し続ける姿勢も大切なことだと感じさせてもらえました。
多くの方々のお力をお借りさせていただきながら、また明日から新たな10年へ向けて、継承・整備・挑戦を続けてまいります!
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