金沢市、福井市への視察へ行ってまいりました。
- お知らせ
金沢市、福井市への視察。
4年前、政治家になる前に読んで衝撃を受けた一冊「福井モデル」。
県民の幸福度が非常に高く、子どもたちの学力も世帯収入も高い、福井・石川・富山の北陸三県。
その秘密は何か?をまとめた一冊でした。
この本を読んでどうしても現地に行ってみたくなり富山へ。
富山市役所へアポなしで飛び込み、職員の方々をつかまえて、教育やまちづくりについて色々と質問しました。
「この本を読んでいたらどうしてもここへ来たくなって福山市から来たんです!
これからの子どもたちの未来のために、わたくし政治家に挑戦したいんです!
子どもたちが大人になっても、街が持続していくためには今がとっても大事で、ぜひ力を貸していただけませんか?」
と、窓口ですっごい力説してたら、最初戸惑って怪訝な顔をされていた職員の方も、次第に耳を傾けてくださり奥に通していただき、担当の職員の方々が色んなことを教えてくださいました。
あれからもう4年。
あの頃はまだ、政治家のせの字も分からず、随分大胆なことをしたな~と思いつつも、今となってはとっても良き思い出。
当時対応してくださった富山市役所の職員の方々には本当に感謝です。
今回の視察は同じ北陸三県にある、金沢市と福井市へ。
どちらの街でも人口増加策、移住定住策について勉強を。
地方都市は、全国的にどこの市町も街の生き残りをかけて必死で戦っています。
だからこそ福山市も待ったなし!
もっと効果的で積極的な策を講じていかないといけないと感じました。
特に印象的だったのが、福井市にある「大学連携センター Fスクエア」を訪れた時。
この施設は、福井県内の大学生の地元定着を促進するための施設で、年間利用者が26,000人もいる施設。
そこの職員の方々と色んな話をさせていただき、そのときに職員の方々へ、私がした質問のお答えがとても印象的でした。
「福井県外から県内の大学へ進学してきた学生が、卒業後に県内に残る場合、一番多い理由は何ですか?」と尋ねると、職員の方々は、「圧倒的に多い理由が、パートナーの方の存在です。」というお答えでした。
「県内に残った方々に話を聞くと、大学時代にできた恋人の存在を理由にあげた人が圧倒的に多かったんです。」
とおっしゃられていました。
実際の定住理由として、これが現実のようです。
となれば、この実態に即した施策を講じることが大切であり、ここは行政でできることできないこと出てきますが、民間の力も借りながら取り組むべきことだと感じました。
将来、街が持続していくためには、こういった実態に即した取り組みの一つ一つが大切であり、効果を発揮してくれます。
私が代表を務めるボランティア団体、福山はぐくみ研究会の青年企画部には、多くの大学生が所属をしてくれていますので、ぜひ青年企画部でも、将来のまちづくりに向けて何か企画をしていきたいと思います。
政治家になる前に、富山市役所へ飛び込んでいったあの頃のがむしゃらさをいつまでも忘れずに、これからも引き続き、持続可能な街の実現に向けて色々と動きます!
追伸。
金沢市は、ポイ捨ても路上喫煙も条例により禁止されていました。
そのため駅周辺はとっても綺麗!タバコの吸い殻が全くと言っていいほど落ちていませんでした。
先日私も議会で提案した福山市での「歩きタバコの禁止」。
今年度中の条例制定に向け動いています。
金沢市の駅前の姿を見ていると、期待せずにはいられませんでした。
早期実現に向けてこれからも引き続き!
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