大阪市消防局、気象庁大阪管区気象台、京都市消防活動総合センターを視察させていただきました。
- お知らせ
大阪市消防局、気象庁大阪管区気象台、京都市消防活動総合センターを視察させていただきました。
大阪市消防局では、今年7月に発災した豪雨災害に対して、広島県知事から応援要請のあった緊急消防援助隊 大阪府大隊の活動状況と、今年6月に発生した大阪府北部地震への対応について学ばせていただきました。
その後、福山市を含む大阪管区(三重県を除いた近畿地方・山口県を除いた中国・四国地方)を管轄し、気象情報の発表や各観測を行っている、大阪管区気象台へ。
気象情報、地震情報をいち早く分析し、市民の安心安全のため、正確な気象情報・地震情報の発信を行っていく仕組み等を学ばせていただきました。
いつ何時起きるか分からない災害に対して、他市や様々な機関との連携が欠かせないと改めて勉強になりました。
大阪管区気象台では、大阪北部地震と同程度・同規模の地震は、日本全国いつどこで起きても不思議ではないと教えられました。
災害に強いまちづくりを行っていくために、連携を取り、体制を組織化していく必要性を強く感じました。
また、京都市消防活動総合センターは、「消防学校」「訓練施設」「活動支援施設」など消防活動に必要な諸機能を兼ね備えた、あらゆる災害から市民の方々を守るための消防活動拠点施設です。
施設内には、室内訓練場、25mプール・潜水プールを備えた水上訓練エリア、山岳訓練場、水災害対応訓練施設など、様々な機能を兼ね備えた施設が揃っており、本日も消防隊員の方々が厳しくも質の高いトレーニングをされておられました。
この施設でトレーニングをし鍛え上げられ、日夜、住民の方々の安心安全な生活を守っておられる消防隊員の方々に対して、心から敬意を表します。
また鬼気迫る様子でトレーニングをされているお姿を拝見し、本当に頼もしく感じました。
施設の中の1つ、実火災訓練室は、実際に木材を燃焼させて訓練を行う訓練室で、その訓練を体験させていただきました。
小学生時代、当時の先生から火災避難訓練で教えてもらった「煙は上へ上へと行くから、体を低くしなさい」という教えは、その通り確かで、天井に雲海のように広がる煙の実態を学ばせていただき、大変勉強になりました。
この施設では、こういった実際の体験を通して、市民の方々の火災や災害に対する自助の力を高めるための、啓発活動の拠点施設としても使われていて、街全体の防災・減災に対する意識の醸成を図ることにも貢献されていました。
防災・減災に対する多くのことを学ばせていただきました。
福山市がもっともっと災害に強い街に成長できるよう、しっかりと提言してまいります。
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