本日は三原国際外語学院の卒業式と留学生友好会交流会に来賓としてお招きいただきました。
- お知らせ
本日は三原国際外語学院の卒業式と留学生友好会交流会に来賓としてお招きいただきました。
アジア9カ国から来られた40名の留学生の方々がご卒業されました。
私もかつてニュージーランドで仕事をしていたことがありますが、異国の地で暮らすことがどれだけ大変なことか良く分かります。
卒業生の皆様には心からおめでとうございますとエールを送りました。
卒業生の多くがこれから日本へ残り働きたいとおっしゃっていました。
これから先、日本の子ども達にとって、職場の上司や同僚や部下の方が、外国の方々になる可能性が今よりも確実に高くなると予測されます。
その中で、それぞれの国の文化や価値観を理解していくことは、これからの子ども達にとってとても大切なことであり、それが本当のグローバリズムであり、それを子ども達へ教えていくことが本当のグローバル教育だと私は信じています。
卒業式のあとの交流会で、バングラデシュから来た22歳の青年の隣の席になりました。
彼から色んな話を聞かせてもらい大変勉強になりました。
「なぜ日本に学びに来ようと思ったんですか?」と聞くと、彼は非常に流暢な日本語で「私が幼い頃から、私の周りには常に『日本』がありました。電化製品は日本製ばかりで、日本のアニメも沢山見ました。そんな高い技術力と感性を併せ持った日本でいつか学びたい、働きたいと小さな頃からずっと思っていました。」と。
「日本に来て1番驚いたことは何ですか?」という私の問いには、「おじいちゃん、おばあちゃんになっても働いていることです。バングラデシュでは、50歳以上で働いている人は誰もいません。それ以上の年齢になると、子どもが親の生活を支えています。だから私も日本でしっかり稼いで親を支えます。」とおっしゃっていました。
「たったの1年間の勉強でそんなに日本語が流暢に話せるんですか?」と私が驚いて聞くと、
「私は今回日本語をマスターして、母国語、インド語、英語、アラビア語と合わせて5ヵ国語を使えるようになれました。」と彼は答えました。
うーん…22歳にして凄すぎる…。
世界の若者の意識の高さに大きな大きな刺激をいただきました。本当に勉強になりました。
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