喜田紘平 著書のご案内
書籍案内
目に見えない大切なこと
〜実践から生まれた発達障害コミュニケーション〜
喜田紘平(きだこうへい)著
現在社会問題になりつつあります、教育業界の喫緊の課題であります「発達障害」への対応。
私も現場で数多くの診断を受けた子ども達やその保護者の方々のサポートをしてまいりました。
現在、年間で50回ほど講演会の講師の依頼をいただいておりますが、「発達障害」を講演テーマにしたご依頼は大変多く、教育業界に留まらず、各企業からもご依頼をいただいております。
文科省の発表で6.5%(15人にひとりの割合)いると言われている発達障害の子ども達。しかし、数多くの教育関係者や医師や臨床心理士等と話をすると、実際に困り感を感じている子ども達はそんなに少ない数ではないと言われています。
彼らが行政や教育機関、療育機関等できちんとした支援を受け、自分達が持っている能力を活かしながら、社会にきちんと根付けるような地域にしていくのか?それともそうならないのか?によって10年先の福山市を始め、この日本は全く違う未来になると私は感じていますし、大きな危機感を感じています。
実際、まだまだ行政的な支援が、特に福山市では追い付いていないのが現状です。
そのために、私が培ってきた実践をまとめてこの本を出させていただきました。
ぜひ多くの方々に読んでいただき、「発達障害」に対する正しい知識と理解をしていただき、彼らが社会に根付いていける、地域の中で彼らの良さが活かされる、そんな地域を皆さんと一緒に作り上げていく、そのための一助となることを心から願って出させていただきました。
ぜひ福山市の未来の為に、日本の未来の為にお手に取ってください。
好評販売中
ご購入をご希望の方は、東林館高等学校 福山本校でお買い求め頂けます。
詳しくは下記電話番号へお問い合わせ下さい。TEL.084-923-4543
目次
- 【第1章】 発達障害ってなに?
- ○発達障害の「害」って?
- ○それぞれの障害
- ○ADHD・集中できないんです
- ○LD・文字をきちんと読めない・書けないんです
- ○アスペルガー症候群・空気が読めないんです
- 【第2章】 発達障害への理解
- ○発達障害への理解
- ○「ダメ」ばっかり言わないで!!
- ○叱られる天才!
- ○発達障害の特性
- ○いろいろ違うのです
- ○本音で生きている人々
- ○日本語って、どうして曖昧なの?
- ○毎日、毎日分からないことだらけ
- ○もっと具体的にはっきり言ってよ!!
- ○問題の中に答えがあるよ
- ○規則正しく美しく
- ○こんなことが気になっちゃいます
- ○あの人ってどういう人?
- ○「背中を見て学ぶ」なんてできません
- 【第3章】 ドタバタ対応事件簿
- ○CASE① 暴れるなA君! 学校が壊れるだろう!
- ○CASE② B君、帽子を脱ごうよ。ここは教室だ!
- ○CASE③ C君の空飛ぶドーナツ
- ○CASE④ ごめんなさいDさん、一人でルールを決めて
- ○CASE⑤ E君、そのお面は、な?に?
- ○CASE⑥ 入学試験に白紙はまずいよ、F君…
- ○CASE⑦ G君、笑われるのは気のせいじゃないよ!
- 【第4章】 発達障害のある子どもたちへの関わり
- ○発達障害のある子どもたちへの関わり
- ○押さえておきたいポイント
- 【第5章】 コミュニケーションを育もう
- ○コミュニケーションを育もう
- ○コミュニケーションを築くには一にも二にも信頼関係
- ○褒め言葉をいくつ持っていますか?
- ○私が大切にしていること