目安箱

「第68回 広島県小学校視聴覚教育研究大会」に来賓としてお招きをいただきました。

2017.11.10 Fri
  • お知らせ
本日午前、一週間に渡り開かれました平成28年度 一般会計 歳入歳出 決算特別委員会が閉会しました。
今回の決算特別委員会の中で、以前の議会本会議でも提案・要望させていただきましたが、改めて市の執行機関へ対しまして、就学後に初めて発達障害の課題が顕在化する子ども達に対する支援強化への提案・要望をいたしました。
現在本市は、発達障害支援において、未就学の場合「こども発達支援センター」が、就学後の場合(就学して初めて課題が顕在化した場合)「県立 若草園」がそれぞれ担当する年齢領域を分けています。
しかしながら、県立若草園は現在、初診の医療受診待ち期間が半年以上あり、今まさに緊急で困っている子ども達や保護者の方にとって、半年という医療受診待ち期間はあまりにも長く、途方に暮れる方もいらっしゃいます。
困り感を感じている子ども達は、増加の一途を辿っており、もう若草園だけに任せて解決するような状態ではないと、私は大きな危機感を感じています。
学童期の子ども達が半年以上も専門的な見立てが行われないことで、学校生活にも支障をきたしている例が数多くあります。
この長い長い医療受診待ち期間が、子ども達のこれからの人生に負の影響を与える可能性もあり、大変深刻な課題だと捉えています。
だからこそ、市が担当する「こども発達支援センター」が、就学後も支援ができる体制を作っていくことが急務だと感じています。
そのために、新たな専門医や専門職員の確保と、若草園との更なる連携体制の強化を要望させていただきました。
これからの支援強化の発展を心から願っていますし、また少しずつでもそうなるようこれからも引き続き提案・要望を続けてまいります。
午後からは、福山市立日吉台小学校で開催されました「第68回 広島県小学校視聴覚教育研究大会」に来賓としてお招きをいただきました。
広島県内各地の小学校から多くの先生方が一堂に会しました。
「ICTを活用した21世紀にふさわしい学びの創造」をテーマに、会場校となった日吉台小学校の取り組みを中心に、これからAI(人工知能)の進化発展による社会の変容を踏まえた上での取り組み事例や、教育の在り方そのものの可能性を学ばせていただきました。
同じく来賓としてご参加された、この分野の第一人者であられる東北大学大学院 情報科学研究科 教授の堀田龍也先生と再会させていただき、また新たな学びもいただきました。
今回学ばせていただいたことも参考にさせていただきながら、これからも教育現場と市政とをしっかりと繋ぎ、時に接着剤として、時に緩衝材として機能できるよう、これからも引き続き活動を続けてまいります。

皆様からのご意見・ご感想をお待ち申し上げております。