目安箱

市民相談Q&A-2017.4.20

2017.04.20 Thu
  • お知らせ

保育所に通わせておられる保護者の方々から「福山市は保育料がなぜ高いのか?そもそも福山市は他都市と比較して保育サービスで何が違うのか分かりにくい!」というご意見を以前から沢山いただいていました。

実は私は、長男が通っているときから、かれこれ5年間ある保育所の保護者会長をさせていただいていまして、現在6年目に入りましたが、私が保護者会長をしている保育所に通う保護者の方々からも同様のご意見を良くいただいていました。
「福山市の保育サービスは何が優れているのか、何が違うのか分かりにくい」と。
確かに保護者の方々への金銭的な負担は決して安くないことも事実です。
私は長男も次男も保育所に通わせているので良く分かります。
しかしながら、福山市は昨年度までで112ヵ所の保育所があり、今年度は更に小規模保育事業所等も増えました。
人口1万人あたりの保育所の数は2.4ヵ所あり、中核市平均の1.7ヵ所を大きく上回り、中核市の中ではトップクラスです。
また、障がい児保育、延長保育、一時預り保育等、他都市よりも充実したサービスを実現できている面もあります。

がしかし…それが保護者の方々へはほとんど情報として届いていないのが現状です。
そこに課題があると感じていました。

そこで、昨年12月議会本会議の一般質問で、保護者の方々へ福山市の保育の現状の説明会をしてほしいという要望をしました。
その要望に対して児童部もすぐに動いてくださり、2月に開催された保護者会長学習会において、それまで会長のみの出席しか許されなかった会を、会長以外の希望者の方も参加できるように変更をしてくださり、当日は200名もの沢山の保護者の方々が参加し、市の職員が現状報告とこれからの保育サービスの方向性のお話をされました。

本当に小さなことかもしれませんが、こうやって1つずつ、保護者の方々がお支払いしている保育料に対して、より納得感を得ながら、子育てができる環境整備のお手伝いが少しでもできたことが何よりも嬉しいと感じています。

すぐに動いてくださった児童部の方々にも心から感謝です。

もちろん、まだまだ充実させないといけない課題は多々ありますが、これからも1つずつ改善していけるよう活動を続けていきます。

皆様からのご意見・ご感想をお待ち申し上げております。